Work Jump Suitとガウンの開発について、Yahoo!ニュースに掲載されました。
以下記事引用:
小規模ブランドでも医療用ユニフォームや防護服などを生産したいと商品化が始まっている。京都を拠点とするルゥルゥ商會(京都市・地野裕子社長)は、ジョッシュ(東京都渋谷区・森城社長)との共同企画で、オリジナルブランド「iTYUCASi」(イトユカシ)から、“protective collection(プロテクティブ・コレクション)”として、ワークジャンプスーツ(いわゆる、つなぎ)とガウンを開発した。
素材は、シングルユース用は高密度ポリエチレン製で、耐水性、通気性、透湿性に優れ、高強度、軽量かつソフトで発塵が起こりにくいものを使用。繰り返し使える再利用版はポリエステル100%で防水、保温性、防風の効果があるものを使用。国内生産で、ポリエチレンジャンプスーツの縫製は、マスクをはじめアウトドア用品などを生産する岩手工場で行う。その他も信頼できる国内縫製工場で行う。ちなみに、ジョッシュはソニア・パークがオーナー&クリエイティブディレクターを務める「ARTS & SCIENCE」(アーツ&サイエンス)や桐島かれんが手がける「HOUSE OF LOTUS (ハウスオブロータス)」、「Mame Kurogouchi」(マメ、黒河内デザイン事務所)といったブランドを取引先に持ち、高級レストランのユニフォームなども扱っている。希望小売価格はワークジャンプスーツが7350~8500円、ガウンが3292~4200円(税別)だが、コロナ収束までは原価+諸経費のみで販売する(価格は要問い合わせ)。
さらに、制菌作用のあるパーカも発売する。銀イオン素材による制菌効果と、細菌の増殖抑制による防臭効果があるもので、静電気の発生を抑えてホコリの付着も遮断する。制菌加工のSEK基準もクリアしている。ファスナーは「YKK」のアクアガードを使用。フードは口元までカバーできる構造で、ストリートとモードの間を提案する。デザインには、元「ナショナルスタンダード」のデザイナーでアーティストの衣装なども手がける若林ケイジ氏も携わっている。価格は4万3000円(税別)。子ども用も制作予定だ。
「厳しい医療現場で防護服が足りないと聞き、私に出来ることはないかと、日本医師会の医療アドバイザーや医療現場の方々にアドバイスをいただきながら開発を進めました。ですが、医療用と承認されるには海外のテストを踏まえるなど、想像以上に時間がかかります。その間に先行して洋服として販売しようと考えました。一般の方も危機管理に興味を持たれているタイミングなので、実用とファッションと両面で活用していただけたら」と地野社長。自社オンラインサイトの収益から医療機関に防護服・ガウンを寄付するとともに、近々、クラウドファンディングのMAKUAKE(マクアケ)と連携し、売り上げ・収益からガウンを寄付することも計画中だ。
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